最近何かと話題になっているデザインの問題。
昼食時の会話で、デザインについて世の中にこんなに取り上げられる事は今までなかったのでは?という話もあり…
そこで線引きが曖昧な『オマージュ』と『模倣』の違いについて調べてみました。
オマージュの意味は?
まず辞書で単語の意味を調べてみると…
オマージュ【(フランス)hommage】
敬意。尊敬。また、献辞。賛辞。
敬意。尊敬。また、献辞。賛辞。
出典:
おぉ…!
これだけ見るとプラスな意味の単語しかないですね!
おぉ…!
これだけ見るとプラスな意味の単語しかないですね!
模倣(パクリ)の意味は?
同じくこちらも辞書で調べると
も‐ほう〔‐ハウ〕【模倣/×摸倣】
[名](スル)他のものをまねること。似せること。「人の作品を―する」
出典:
意味的に特にプラスな感じはしないですね。
そして辞書だけではやはり分かりづらい。
もっとはっきりとした違いが知りたいですね。
オマージュ…すでに存在するデザインの制作者側に許可をとった上で、一部利用させて頂き新しく手を加え新しい別のデザインにするもの。
模倣…許可などを取らずに一部、又は全体をそのままトレースしたもので利益(収入)を得るもの。
と考えていました。
ただ、世の中には
・有名イラストレーターの色使いや絵柄、作風を真似て公表するもの
・既に存在する楽曲の一部を、製作した曲中に使用する
などグレーな部分も大変多いのでその辺をもう少し詳しく違いが分かるものはないかと、いろいろな記事を漁ってみました。
そんな中からこんな記事を見つけました。
“パクリ”と“オマージュ”の境界線とは? | ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/2049239/full/
そして辞書だけではやはり分かりづらい。
もっとはっきりとした違いが知りたいですね。
『オマージュ』と『模倣』の違いは?
今まで自分の認識としては、オマージュ…すでに存在するデザインの制作者側に許可をとった上で、一部利用させて頂き新しく手を加え新しい別のデザインにするもの。
模倣…許可などを取らずに一部、又は全体をそのままトレースしたもので利益(収入)を得るもの。
と考えていました。
ただ、世の中には
・有名イラストレーターの色使いや絵柄、作風を真似て公表するもの
・既に存在する楽曲の一部を、製作した曲中に使用する
などグレーな部分も大変多いのでその辺をもう少し詳しく違いが分かるものはないかと、いろいろな記事を漁ってみました。
そんな中からこんな記事を見つけました。
“パクリ”と“オマージュ”の境界線とは? | ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/2049239/full/
この記事をみると
・おもしろく真似をして問題にならなかったものがオマージュ。
・おもしろく真似をして問題にならなかったものがオマージュ。
・真似の仕方がおもしろくなく問題になってしまったものがパクリ。
というような表現があります。
真似た本人の意思が不明瞭な時は受け手によって境界線は左右されてしまうという事なんでしょうか?
真似た本人の意思が不明瞭な時は受け手によって境界線は左右されてしまうという事なんでしょうか?
「盗作」「リスペクト」「引用」「オマージュ」「インスパイア」「サンプリング」何がどう違うのか!? | 社会人ライフ全般 | 社会人ライフ | フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11794
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11794
この記事が一番わかりやすかった気がします。
元の制作者へ対していくら尊敬の気持ちがありオマージュしたとしても、許可やそれに伴う対価が支払われていない場合は訴えられてしまう事。
今回はオマージュと模倣の二つを比べましたが、この二つはどちらも受け手によって意味がかわってしまう紙一重のものなんだなぁと思いました。
オマージュ作品と言われるものの中には、デザイン以外にも絵像作品、楽曲など幅広い分野で面白い物がたくさんあります。
模倣という言葉で制作者が守りに入ってしまい作品の幅が狭まってしまうのは大変残念なことです。
はっきりとした結論がなくモヤモヤ感は残りますが、デザイナーとして危ない橋を渡らないためには
元の制作者へ対していくら尊敬の気持ちがありオマージュしたとしても、許可やそれに伴う対価が支払われていない場合は訴えられてしまう事。
今回はオマージュと模倣の二つを比べましたが、この二つはどちらも受け手によって意味がかわってしまう紙一重のものなんだなぁと思いました。
オマージュ作品と言われるものの中には、デザイン以外にも絵像作品、楽曲など幅広い分野で面白い物がたくさんあります。
模倣という言葉で制作者が守りに入ってしまい作品の幅が狭まってしまうのは大変残念なことです。
はっきりとした結論がなくモヤモヤ感は残りますが、デザイナーとして危ない橋を渡らないためには
・リスペクトしたいデザインでも当たり前の事だと思いますが、完璧な模倣は避ける。
(レイアウト、色味などを参考にするのはアリだと思います。)
(レイアウト、色味などを参考にするのはアリだと思います。)
・自身で判断できない場合はきちんと相手に許可を取る事が大切。著作権料が発生する場合は支払う。
・時間、予算が見合わない場合でもオリジナリティーを忘れない。
といった事が大切なのではないでしょうか?
・時間、予算が見合わない場合でもオリジナリティーを忘れない。
といった事が大切なのではないでしょうか?
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